募集・内覧・価格調整
内覧前に片付ける個人情報・貴重品・書類
内覧では家の状態を伝えながら、家族の個人情報や貴重品も管理します。場所別の片付け、収納と撮影の打合せ、当日前後の確認を整理しましょう。
公開・内容確認:2026年9月28日 発信:ValueUp岡山
見学に必要な情報と、暮らしの個人情報を分ける
住みながら家を売る場合、内覧では部屋の広さ、設備、収納などを見てもらう必要があります。一方、家族の予定、郵便物、契約書、貴重品まで見せる必要はありません。内覧の前に、移動する物と案内してよい範囲を決めておくと、毎回の準備をそろえられます。
不動産流通推進センターも、販売活動に向けて荷物や収納を整理する準備を案内しています。ここでは掃除の手順から一歩進めて、個人情報と持ち物を管理する確認表をまとめます。
場所ごとに、見える情報を確認する
| 場所 | 移動・確認するものの例 |
|---|---|
| 玄関・リビング | 郵便物、鍵、家族写真、予定を書いたカレンダー |
| 机・棚 | 通帳、本人確認書類、保険・ローン等の書類 |
| 室内の機器 | パソコン画面、通知表示、仕事の資料 |
| 洗面・寝室 | 薬の袋、個人名のある物、アクセサリー等 |
| 収納 | 貴重品、見せたくない私物、倒れやすい荷物 |
一覧は一例です。家族それぞれが、仕事・学校・医療等に関係する書類や物が残っていないか確認してください。重要な原本は、片付けの途中で処分する物と混ぜず、保管場所を決めます。
収納の案内範囲を担当者と打ち合わせる
収納の容量を見たいという希望に備えて、開けてよい扉、事前に声をかけてほしい場所、当日は見られない部分を担当者へ伝えます。私物を詰め込んで扉が開かない状態にするより、貴重品を別に保管し、確認できる範囲を明確にする方法を考えましょう。
内覧できない部分がある場合は、そのことを先に案内し、必要なら別の日の確認方法を相談します。個人情報を守るための片付けと、物件の不具合や状態の説明は別です。確認すべき状態を隠すために家具や荷物を置かないようにしてください。
撮影の希望は、その場任せにしない
内覧中の撮影について、許可する範囲、私物が写る場合の対応、担当者を通して確認してほしいことを事前に相談します。広告用に撮影する写真と、購入検討のために希望される写真では用途が違うため、どの写真の話かを分けましょう。
写真には、机上の書類や鏡に映る物も入ることがあります。撮影する部屋は目線を変えて見直し、不要な個人情報を先に移動します。公開用の写真については、掲載前に所有者が内容を確認する段取りも決めておくと安心です。
当日の前後に同じ順番で確認する
- 移動する物を決めた保管場所へまとめる。
- 画面や通知、机上、郵便受けから持ち込んだ書類を確認する。
- 担当者と入室・収納・撮影の条件を共有する。
- 内覧終了後に窓や扉の状態、預けた鍵、持ち物を確認する。
- 戻した物と次回まで保管する物を分け、質問への回答を記録する。
不在のまま内覧を頼むときは、入室する日時、鍵の受渡し、終了報告を事前に確認します。物の紛失等が疑われる場合は、状況を記録して担当者へ連絡し、確認せずに来訪者を決めつけないようにしましょう。