売却募集の写真撮影前に整える部屋と設備
内容確認:2026年9月28日|掲載:ValueUp 岡山
売却用の写真は、見栄えを整えるだけでなく、部屋の使い方や設備の状態を伝える材料です。岡山市のマンション・戸建てを撮影する前に、撮る場所、片付けるもの、担当者へ伝える不具合を分けて準備しましょう。広さや明るさを実物以上に見せる加工は避けます。
片付けより先に撮影する場所を決める
室内をすべて片付け始めると負担が大きくなります。まず担当者と撮影する場所を相談し、間取り図を見ながら順番を決めます。部屋の名前と写真が対応すると、広告を読む人も配置を理解しやすくなります。
撮影リスト
- 玄関から室内への動線
- 居間・食事スペース、各居室
- キッチン・浴室・洗面・トイレ
- 収納、バルコニーや庭
- 建物外観と接道・駐車スペース
マンションの共用部や第三者の敷地などは撮影可能な範囲を確認します。撮れない場所は別物件の写真で埋めず、担当者と掲載方法を相談してください。
各場所で何を伝えるかを一つ決める
居間なら窓と家具の配置、キッチンなら作業スペース、収納なら開口と奥行きなど、写真ごとの目的を決めます。似た角度の写真を増やすより、全体と必要な細部を組み合わせる方が情報を整理できます。
例として、収納は扉を閉じた状態で部屋との位置関係を撮り、必要なら中を整理して内部も撮ります。収納量を説明する数字は、写真の印象ではなく寸法の確認を基にします。駐車場も車が入るように見えるだけでは足りず、寸法や出入りの条件を別に確認します。
撮影前に片付けるもの
- 床や通路の物:安全に移動でき、部屋のつながりが分かる状態にする。
- 水回りの小物:必要な清掃をし、作業面や設備が見えるようにする。
- 個人情報:郵便物、家族写真、学校名・勤務先が分かるもの、カレンダー等を確認。
- 貴重品や鍵:写り込まない場所で管理する。
- 鏡や窓への映り込み:人、書類、画面が反射していないか確認。
家具を移すときは無理をせず、搬出が必要なものは担当者と相談します。重い家具を一人で動かすことや、高所での撮影は避けましょう。
清掃と不具合の説明を混同しない
汚れを落として撮ることと、傷みや不具合を隠して伝えないことは別です。雨漏り跡、設備の不調、修理中の箇所などは担当者へ先に共有し、確認用の写真や修理記録も残してください。広告写真だけですべての説明を済ませようとしないことが大切です。
交換予定の設備と、引渡し時に残す設備も整理します。撮影日に置いてある家電や照明が、必ず買主へ引き継がれるとは限りません。写真の説明と引渡し条件がずれないよう確認します。
加工・古い写真を使うときの確認
不動産の表示規約では、写真等によって実際より優良と誤認させる表示が規制されています。壁や床の傷みを消す、窓外の建物を消す、部屋の形を変えるなど、現況と違う写真にしないようにします。
明るさの調整や広角での撮影でも、実際の印象から離れていないか確認します。CGや加工画像を検討する場合は、画像の性質と現況との違いをどう表示するか、広告を扱う担当者へ確認してください。
古い写真を使うときは撮影日と現在の状態を照合します。改装・設備交換・荷物の搬出後に状態が変わっていれば、撮り直す対象として記録します。
掲載前の5項目チェック
- 写真の部屋名は間取り図と一致しているか。
- 説明文は確認した事実に基づいているか。
- 個人情報や第三者の写り込みはないか。
- 設備の有無と引渡し条件は一致しているか。
- 古い写真や加工画像が現況と誤認されないか。
確認日と修正を依頼した内容を残してから、掲載を進めましょう。募集後の反響が少ない場合は、価格だけでなく、写真で必要な情報が伝わっているかも振り返れます。
関連する確認事項
参考資料・確認先
制度や手続きは更新される場合があります。個別の物件・契約への適用は、資料の発行元や担当する専門家にご確認ください。